とある蕎麦屋の話

先日、23年ぶりに

実家の近くのとあるお蕎麦屋に

行きました。

23年ぶりだということは、

はっきり覚えています。

暗い話でも何でもないですが、

他界した父と食べた最後の昼食が

この店だったからです。

 

今まで、何度も前を通っていたのですが、

実家から近いのでいつでも行けるというのと

若干、父との最後のごはんの場所だったということもあり、

足が遠のいておりました。

でも、すごくおいしかった記憶があります。

 

そして、遂に23年ぶりに行ってきました！



昔と変わらない入り口。ここだけでちょっと感動です。



そして店内

昔はテーブル席でしたが、当時の面影が至る所にありました。

 

嬉しかったのは、スタッフの皆さんが温かかったこと。

気持ち良い挨拶で出迎えて下さり、

子供にどうぞと



折り紙まで頂き、

足元があったかいなと思ったら、





電気毛布が敷かれていました。

スタッフ皆さん笑顔で対応頂き、それだけで来て良かったと思えました。

 

ご飯も本当に美味しかった（大事な写真を撮り忘れました。）

 

でも、一番は、

父との数少ない思い出の場所が、まだこうやって元気に残っていたこと。それが何よりも嬉しいことでした。

 

家に帰って、考えたのですが、

僕らがお届けしている家具もそうなり得るなと
本気で思いました。

大切な人と過ごした大事な時間や思い出を、
家具という形で残せる。

思い出はキズやシミとして家具に刻まれ、
いつかそれが愛おしいと思えるときが絶対来ると思います。

 

SOLIDのロゴである、砂時計のように、

それを、また受け継ぎ使い続ける。

デザインがどうとか

綺麗だとか汚いだとか

そういう次元を超え、

大事にしたいなと思って頂けるものをご提供できるよう
今後も頑張ります!!

 

23年前、父と母と3人で行った思い出の蕎麦屋に

今は、奥さんと息子と3人で行っています。

有り難いですね。

 

息子よ！また行くぞ！

 



岡本

 

SOLID FURNITURE STORE TOYAMA への店内入口は、

階段を登った２階となります！！



こちらの階段から



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