SOLIDの家具工場に潜入!part1
皆さんこんにちは!
SOLIDのむらぎしです!
今日は早速、
前回お楽しみにと引っ張っておりました
出張で学んできたことについて
お話したいと思います!!
出張先は
福岡
と
佐賀
!
気温は暑かったですが、カラッとしていて過ごしやすい!
こんなのどかな町です。
富山と少し似通ったところもあり
なんだかとても落ち着く土地でした。
道を走ると周りには、
家具
家具
家具
の文字ばかり!!
全国でもとても珍しい。
家具屋と家具製作所が
あらゆる場所にある
まさに
家具の産地!!
富山や石川では
絶対に見られない光景です!!
まず、最初に
ナガノインテリアさんで
【工場見学】
をさせていただきました!
私自身、正直実際に家具が作られるところは
写真などでしか見たことがなく、
知らなかったことが多くあり
本当に感動致しました!!
そしてなんと!!
丁寧に約2時間もかけて
↑桑田リーダーが工場を案内してくださいました!
(本当に貴重なお時間を感謝いたします。)
というからには、、
まずはしっかりと皆様に
家具がどのような工程を経て
どんな想いを込めて作られているのか
しっかりとお伝えしたいと思いましたので
今回は!Part1として
‘木取り‘の工程について深堀していきたいと思います!!
受注してから初めて製作される家具達。
SOLIDの家具は
こうやって作られています!
それでは・・・
いざ、潜入です!!!!
○工程1:木取り
木取りというと木の選定
と思いがちですが、
まずは
①乾燥(自然乾燥)
から始まります!
乾燥の目的は、
木に含まれる水分=含水率
を8~10%と均等にして反りや割れを防ぐことです。
背の高さ以上に均等に木材が積み上げられている光景が
とても印象的でした・・・!
これは、
【桟積み】
という特殊な積み方だそうで、
どの木材にも均等に空気が触れて
自然と馴染むように、
そして上下の木で挟み込むことによって
反りが起こらないようにと考えられた
積み方なんです。
そして、天候問わず外で
自然乾燥
させています。
その期間は...
約6ヵ月!
急激に乾燥をさせてしまうと
木が一気に動いてしまうため
簡単に割れてしまうんだそうです。。
木材は本当に‘生きている‘からこそ
デリケートな素材なのですね!
これで乾燥は終了。
...とおもいきや!
②乾燥(人工乾燥機)
2回目の乾燥に入ります。
やはり、自然乾燥では
完璧に含水率を調整することは難しいそう。
そこで2回目は、
人工乾燥。
端材を燃料にした
ボイラーの原動力によって動かされ、
こんなに大きな機械で
木材を乾燥させます。
実は、家具メーカー様の中でも
こうやって乾燥機を自社で持っておられるメーカー様は
本当に数少ないんだとか!
職人がサンプルの含水率を調べながら
乾燥機内の蒸気と風と温度を調整していきます。
これは長年の経験がないとなしえない
熟練の技だそうです!!
天然木でも反りや割れが起こりづらい
品質のいい家具を作るには
この2つの乾燥の工程が
とっても重要なんですね!!
SOLIDの家具は
ご注文から2ヵ月ほどでお客様の元へと届けられますが、
この時点ですでに半年以上もの時間をかけて
丁寧に木材が調整されているとは・・・!
驚きです!!
もう、お伝えしたいことがありすぎて
part1からどこまでいくのか
私も全貌が見えておりませんが・・・
今回はここまでにしておきます!!!
(あえて簡略化はしません!笑)
また続きもお楽しみに!!
以上、むらぎしでした!
(とてつもなくシュールな絵)
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