“思いやり”という技術
今年最強寒波がやってきましたね。
そこたら中氷が張ってて、10m歩くのもヒヤヒヤもんですね。
それでも今日は打って変わって、暖かい気候で過ごしやすかったですね!
一面雪が積もった田んぼと快晴の空
なんて清々しいんだ
大雪の大変もありますが、良いこともあります。
さて、気を取り直して
SOLID金沢 澤田のブログ始めます!!
本日はですね
以前に社長がご紹介しておりました造作TVボードを改めてご紹介致します。
どんなTVボードかと言いますと
こちらです!
とりあえず
めちゃめちゃカッコいい!!
フロートのローボードに天井までスラッと伸びた縦型収納
このデザイン性、かなり秀逸です。
ぱっと見の見栄えの良さももちろんいいのですが、
実は我らがVintage Factory齋藤の技術が詰まったTVボードなんです。
まずはココ
この縦型収納
扉を開くと
見てください。
このレール部分
わかりますでしょうか。
側面の板に棚板の高さを調整するためのダボレールが埋め込まれているのです。
ただレールを付けようと思ったらこうはならない。
手間が掛かる掘り込みはせず、側面の板に取り付けるだけ。
でも掘り込んだ方がフラットになって綺麗ですよね。
この技術が思いやりです。
お客様のことを考えて、こうした方が使いやすい、見栄えが良いということを常に考えて製作してくれています。
ここもそう
天板の縁の部分
3mmほど内側で色味が若干変わっていると思います。
実はこれ、手前3mmは無垢材を貼り、それ以降は突板材というコンマ0.6mmの薄いオーク材を貼ったものになっています。
もちろん全て無垢材で造れるのであればそれに越したことは無いが、価格面で全て無垢材というわけにはなかなかいきません。
そんな時に突板材を使用するのですが、末永く家具を使用していくにあたって、この3mmの縁が非常に重要。
なぜかというと、めくれないから。
突板材は合板に薄い天然木を貼っているため、どうしても角の部分がめくれやすくなります。
しかし、3mmほどの無垢材で囲ってしまえばそんな心配はいらない。
ここもそうです。
内部の棚板までそうなっています。
これも思いやりです。
こんな細かくて、言われなければわからない部分もとことん拘って制作しております。
最終的に、すごく素敵なTVボードに仕上がりました!
金沢で造作家具を造りたい方は、ぜひSOLIDにご相談ください!
末永く快適に使える家具をご提案致します。
それでは失礼しますヽ(´ー`)