お客様・販売員・職人の思いが一つになる特注家具。前編

皆さん、こんにちは！

土曜日担当えばたです！

 

 

本日は私の初の特注家具の納品事例をお披露目です！！

本店：城岸さんのブログで製作途中が綴られております^^

 

 

お披露目の前に...

 

私たちミヤモト家具の社員が教本として読んでいるとある本の一部に

「私たちは仕事のやり方を誰から教わっているか」

という問いかけがあります。

それは「先輩・上司」です。ではその先輩・上司は？⇒

社長です。ではその社長は？

⇒創業者です。では創業者は？？？

お客様です！

 

創業者のみならず私たち一般社員も常にお客様から仕事を教わっているのです。

 

 

という内容があります。

この特注家具を納めるにあたって本当にそれを実感致しました。

 

実はお客様と出会ったのは私が入社して2か月の頃です。

最初の2~3週間は製品のことを知らないので接客にも出ておりませんでした。

なのでミヤモト家具で接客をしだして約1か月経ったころのお客様であります。

 

 

家具はチンプンカンプン。置き家具ですら やっとなのに特注だなんてできるのか！？！？

と実は不安にかられつつ。

とにかくお客様のご要望をお聞きしてそれを叶えるためにどうしたらいいのか考える日々でした。

 

 

なのでしっかりとした提案はできていなかったかもしれません。

ですがお客様のアイデアが素晴らしく、それを形にするために家具の構造を少しずつ勉強していきました。

 

本当にお客様に仕事のやり方を教わったのです。

そういう意味でも言葉では表せないほど感謝しております。

M様本当にありがとうございます。

 

 

前置きが長くなりましたが、それではいきますよーーーー！！！！

 

 



Before

 

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とにかくまずは搬入したため、家の中が家具でいっぱいです。

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（壁を押さえ続ける　立ち姿が美しい笹山さん）

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最後の仕上げ！本店：波店長も応援に！！

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AFTER!!!!

 

 

どやぁ！！！笑。（☜つくったのはVF榮さん）

 

これ、造作ではなく置き型家具です！！！

（もはや造作！！）

 

まずマンションにお住まいされるとのことで

壁に一切の穴をあけずに特注カウンターが欲しいとのご要望を受けました。

 

そんなことできるのか。。。

 

何度もVF榮さんと話をし実現した次第です！！

榮さんの前職での経験があってこそ叶いました。

 



置かれておりますでしょ。

 

 

 





壁面パネルの収納が個性的なんです！

あえて幅・高さのみならず奥行をバラバラにし集合させました。

壁面パネルは乱貼りにすることで同じ木目が繰り返されるのをさけました。



扉はスライドします^^！

ちなみに下の縦長のは鏡。

上の縦長はワイングラスを飾るようの棚です！おしゃれ！！！

 



朝ごはんに奥様はおかずをキッチンで用意し、

ご主人はカウンター側でその間にトーストを用意。



そのトースターを置けるカウンター。

しかもトースターを隠せるようにスライドして板を出し入れできます。

前扉は木目つながっていますね！！かっこい～～～。

 



ちなみにガラスの収納場所、背面に鏡をいれこんだので

反射してお部屋が広く感じました！！照明もON/OFFできて素敵！！

 

 

 

しかも驚きなのがマンションの搬入経路的に2.9mもする天板を運ぶのが難しく。

でもつなぎ目が入るのは嫌です！！と私が駄々をこね。笑

なんと、

4mmの突板にすれば少ししなりが出るのでギリギリ搬入できるかも。

と榮さんがおっしゃってくれたため、

中の合板は半分なのですが現場で4mmの突板を貼り付けました！！



VintageFactory（自社工場VF)でしかできないスゴ技！！

 



巾木よけも現場でカット。

最後の最後にM様からのご依頼でカウンター下に間接照明を増設！

これがまたご依頼いただけたお陰で仕上がりがグンとよくなりまして。

M様のセンスに感謝です。

 

 

 

いや～～～・・・。

完成したものを見ながらいろんな思いが込み上げました。

こんな素敵な家具が世界で一つ、そのお客様のためだけの家具として仕上がるだなんて。

 

タイトル通り、

お客様の思いと販売員の思いと職人の思いが全て合致してこそ仕上がる大作です！！

 

 



100点どころか200点満点！！！

とご満足いただけました。いい写真！！！！

 

 

LOWVEで出会ったM様ですがその後わたしは金沢に異動となりまして。

それでも入善から金沢何度も打ち合わせにご来店いただきました。

途中、富山店のスタッフが対応した際に

「江端、異動になったのでこちらで打ち合わせしましょうか」

と声をかけたそうですが、それでも「彼女に頼むので大丈夫」

とおっしゃってくださったと聞きました。

 

本店で専務が対応した際には、私のことを

「なんだか娘みたいで。でもはっきり提案してくれるから助かるんです。」と

おっしゃっていたよ。と聞きました。

 

 

なんだか本当に泣けてきますね。

そういうのをM様を対応したいろんなスタッフから間接的に聞いていたこともあり。

完成した家具を見て　これまでに至るいろんな感謝が込み上げてきて感激しました。

 

 

M様、一生忘れられないお客様です。

奥様とは当日お会いできなかったのですが、

奥様、また必ずお会いしましょう！そのときにでも感想お聞かせください！^^

 

 

来週はもう一つの特注！食器棚をご紹介しますよ～～～～！

来週の納品事例もお見逃しなく！

 

 

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